乳児院勤務ならではの悩みとむずかしさ

 

nayami4看護師として乳児院で働いた経験がある。
という人に、実際に働いてみてどうでしたか?
と聞いてみると、

仕事としてはやりがいはあるけど、
実際に勤務してみると病院よりも大変だった」
という声もあります。

 

乳児院で暮らす子供のために、
いろいろな事をしてあげたい。

という気持ちが強くなるものの、
実際にはわが子とは異なるので「仕事」と
ある程度割り切って関わり合いを持たなければならない。

という事情もあるからです。

 

勤務時間が終わり、退勤しようと思ったときに、
子どもが泣き出してしまった。
こんな時に、「時間なので」と帰ることが出来ない。

何となく体調が悪い様子の子供がいるのに置いて帰ることができない。
という事も多く。
結局時間外にボランティアとしてお世話をしてしまう事になる。
という人が多いんです。

 

乳児院はもともと、
家庭で養育を受けることが出来ない
乳幼児が暮らす施設です。

家庭的な雰囲気で乳幼児が暮らすことが出来れば、
最適な環境になりますよね。

 

でも暮らしている乳幼児にとって「家」である乳児院も、
働くスタッフにとってはあくまでも「職場」なんです。

この違いを割り切ることが出来ない人は、
なかなか働き続けることが難しい。
と感じる事になるんです。

 

乳児院で仕事をしていると、
愛情も湧いてくるため、時間外で外出をしたり、
買い物に出かけたりと、わが子のように接したくもなります。

でも、家族からすれば、仕事にばかり力を入れず、
「自分の課程のことをしっかりと考えてくれないだろか?」
と言われてしまう。という人も実はいるんですよ。

乳児院勤務ならではの悩みとむずかしさ

実は離職する人も多いって本当?

risyoku3最近では乳児院の看護師を希望している。
という人は多くなってきています。

 

積極的な医療が必要ではない職場ですし、
お世話をするのは赤ちゃんたちですから、
イメージをすると毎日赤ちゃんい囲まれて仕事をするのは楽しそう。

と感じる人も多いようです。

 

ただ、乳児院で暮らしている赤ちゃんたちというのは、
何かしらの理由によって、家庭での養育ができない。
ということを理由にして乳児院に預けられている。という事情があります。

このような赤ちゃんたちのお世話にあたる乳児院、
実際にどのような仕事内容で、どのような労働環境になっているのか、
実はよくわからない人も多いですよね。

 

乳児院では、約6割の看護師が、
実は入職後3年以内に辞めている。
という状況があります。

意外に高い離職率ですよね。

 

乳児院での看護師の仕事は、
乳幼児の健康管理、体調管理、病気予防などです。

ただ、乳児院では乳幼児が暮らしているので、
24時間365日の勤務体制で働くことになります。
病棟ではないのに、夜勤もある仕事なんですよ。

 

ですが、病棟に比べると人員配置は手薄で、
一人の看護師にかかる責任は重くなります。

労働環境という意味ではかなり厳しい乳児院も多いんです。
この辺りが離職率が高い理由のようです。

実は離職する人も多いって本当?